2022年も終わろうとしています
早いもので自身の還暦の年であり、会社の30周年の年だった2022年が終わろうとしています。
60歳という自分でも想像ができなかった年齢と、会社設立から30年という、これも想像できなかった年月が過ぎました。
最近は、漸く幸せなんだなあ。 そう思える時間が増えてきました。
以前は『もっと』『上へ』『高く』この3ワードばかりを考えてきました。
しかし、この歳になると、こうやって長くつづけさせてもらってることが、本当に有難いことなんだと思えるのです。
何か、隠居でもするんですか?そんな文章になりましたが、そうではありません。
本当は、60歳は自分の中のゴールで引退したいと決めてはいました。
しかし、悲しいかな、多くの創業者がそうであるように継承とは難しいことです。
歴史的に有名企業の経営者でも、一番苦しまれた局面だと思います。
私も熟考を重ねた上で、社長業の延長を決めました。
後、5年で大きな仕事を成し遂げて有終の美を飾りたいと考えています。
人は欲を持てば自分を殺す。
財産を残せば子孫を殺す。
政治を間違えると民を殺す。
学問教育を間違えると天下を殺す。
(崔子玉)
有名な言葉ですが、誠にその通りでして、欲のない人などこの世にはいませんが、特に欲だけが前面に出てる人をよく見かけます。
また、組織とは社長とは「己の欲」を抑制して「人の欲」コントロールする人なのだろうと前職で営業本部長を6年、今の会社で社長を30年やってつくづく思い知らされました。
リーダーの本当の値打ちは、困難な問題が起こった時、どう対処するかに現れる。
リーダーの器は、たちの悪い人や集団をどう生かすかで決まる。
人の深浅は、時間の経過でわかる。
人の心は、時と場合で移り変わりやすいものである。
しかしリーダーの魂は、不動のものである。
中野猛!2023年から本気の社長業やり遂げます。