中野猛オフィシャルブログ

2023年もお世話になりました

2023年12月29日

今年も無事に仕事納めを迎えることができました。

61歳の年末は、かなり辛いことがありました….。

そのことは年が明けたら、また書きます。

会社としての2023年は『芽吹の年』そんな感じの1年でした。

コロナ禍の厳しい時期の中で蒔いた種が少しづつ芽を出してきた感じです。

社長続投を決めた2022年から2023年は再度、自分を律しトップとしての姿勢を社内外に示した年でもあります。

昭和の大スター美空ひばりさんの名言で”本当に人生って、川の流れのようなものよね。まっすぐだったり、曲がりくねっていたり、幅が広かったり、狭かったり、流れが速かったり、遅かったり…

確かに人生とは、その通りだと思います。

だからこそ、常に、身を屈して、分を守り、天の時を待つ。 大切な姿勢です。

そうは言いながら、若い頃は跳ねっ返りで、目立つ行動を取り、出る杭をドンドン打たれて周囲に迷惑をかけてしまいました。

ただ、50歳を過ぎた頃からでしょうか、自分でも驚くほどに丸くなり、少し協調性のある人間に成長できていたのでは無いかと思います。

そして、普通に日常を送れる事の大事さも学べました。

普通であることが如何に尊いことか。そして、それは突然いとも簡単に崩れてしまう。

問題はそこから先で、何を失ったか探すより、何が残ったかを問いました。

そして、会社も昨年30周年を無事に迎えることができて心から周囲への感謝しかありません。

昔は、自分は、自分の才覚で会社を創業して成長させた..そんなふうに考えていました。

会社というひとつの生命体は、きっかけになった時にお世話になった方々がまず1番です。

特にスタートアップが1番難しい場面でした。多くの起業家はここが超えられないと思います。

私も、会社の設立時期が『資金』『オフィス』『商品』『細かな備品』『事務処理』『帳簿記入』etc..

本当に資金繰りから税金等、時間がいくらあっても足りなかったのを記憶しています。

その時に多くの方々のご協力いただきました。

そして山あり谷ありで、今日を迎えております。やはり「感謝」の二文字を常に意識することが大切ですね。

ものの捉え方や考え方を称して哲学という。これを持つのと持たないのとでは、これほど人生に大きな差が出るものはない。

今年も本当に皆様、お世話になりました。

どうぞ、良いお年をお迎え下さい。

中野猛