天然ダイヤモンドか合成ダイヤモンドか?
昨年の夏から慌ただしかった…。
と、言っても毎年アレコレと起こる自分の身辺ですが^^;
最近は少し落ち着きを取り戻して新たな展望がしっかりと見えてきた感じです。
『梵網経』にこういうくだりがあります。
「獅子身中の虫、自ら獅子の肉を食らい、余外の虫に非ざるが如し」。
そんな感じを強く味わったのがここ4年くらいの出来事でしょうか。
己の人生の中で起こる出来事は己の自己責任以外の何者でも無く、それ以上でも無くそれ以下でも無い。
特に会社で起こる全ての出来事の最終責任は全て社長にあるのです。
大きかろうが、小さかろうが、組織のトップを張ると言うことは、そういうことなんだと思います。
今年は会社は第28期に入ります。
あと3年で30周年になります!
最近は、京都での滞在を増やして会社の将来を見据えた基盤作りに精を出しています。
私たちの一番の基本はジュエリーを作ることなので、手作りの本物のジュエリーを京都でしっかり作り、それをエンドユーザーにお届けする。
その原点に立ち返ることで、私たちの次の未来が見えてくると思うのです。
<<ReBoot本社ビル3階Bijoudeジュエリー工房>>
さて、その中で今年はジュエリー業界にとって大きな変革期を迎えています。
ここ数年来ですが業界の中で大きく騒がれているのが合成ダイヤモンドです。
このダイヤモンドは天然のダイヤモンドと成分は全く同じです。
簡単に言えば自然が作ったか、人が作ったかの違いだけです。
なので輝きも硬さも同じです。
違うのは価格だけとなります。
しかし、数に限りがあるからこそ宝石なのでは?そうも思います。
私たちBijoudeではトレーサビリティーが発行されるロシア産のアマラントダイヤモンドを現在は主力で扱っております。
今後、合成ダイヤモンドを取り扱うか?取り扱は無いか?
合成ダイヤモンドに関して、私も長く親交の深いジュエリー協会の小山会長は?
国際宝飾展でのインタビュー
また、恩師であるJBSの畠先生も先頃のIJT(国際宝飾展)で講演をされています。
2019年はジュエリー業界にとって大きな転換期です。
合成ダイヤモンドは業界にどんな影響を与えるのか…?
人生とは常に決断の連続です。
合成ダイヤモンドが宝石になるのか?アクセサリーとして捉えるのか?
熟考して答えを出したいと考えます。
常に突っ走ってきましたが、今回ばかりは速度を上げるばかりが人生では無いと思っています。
To be continued