25周年のメモリアルイヤーに突入しました。
とうとう第26期で25周年のメモリアルイヤーに突入しました。
正式には1992年10月2日が初出勤なのでそこからなのでしょうが…..。
まあ、ふり返るとえっ!?一瞬って感じです。
でも、創業した時がジャスト30歳で、今年で55歳になるので25年ですね。
14年前に建てた本社ビルの改装もドンドン進めています。
2年前から大きな力を注いで育てているブランドBijoude(ビジュード)、VARTIX(ヴァティックス)もようやく知名度も上昇してきています。
以前にネットサーフィンしてたら経済活動と自然界の食物連鎖は似てると書いてあった。(どこの社長さんだったかな?)
でも、すごく頷ける話ですよね。
確かに自然界はAを食べてエネルギーに変えてBが生存するなんてことが書いてあった。
自然界では弱い動物は瞬時に餌になってる。
資本主義経済も競争力のない個人事業主や零細企業は即座に消滅してしまいます。
自然界は食物連鎖と消滅の一定のルーティーンと大枠の秩序を形成しています。
自然界にはもちろんお金は存在しませんが、食物連鎖の関係で食べると食べられるによって勝ち負けが決まり、生と死の循環をさせています。
それが何故か驚くほど均整の取れた生態系を作っていて、常にベストな状態になるように自動調整がなされています。
誰かがそのルールを決めたわけでもなく、確かに食物連鎖は確実に規則正しく存在している。
<<社長室までの通路もリノベしました>>
今、ブログを書いてたらアメリカがシリアに巡行ミサイル59発と書いた見出しの新聞を秘書が持ってきた。
まあ、考えたら国と国も弱肉強食であることは深く考えずとも自ずと答えは出る。
そう考えると、この25年間は弊社も存在意義はあったのかとも思える。
だから、自然界でも経済活動でも、まず生き残るということが最重要課題であることは間違いようのない事実です。
組織強化という概念からマネジメントを考えることは社長としての常ですが、教育も大事ですが人の成長や組織の成長は環境づくりが最も大事なのだと思います。
私自身も50歳を超えて、少し自分のマネジメントを現場ばかりを見てる『行動』体質から『考動』へと変化させるために社長室を変えました。
まあ、学もなく頭も良くないので動くことと背中でしか仕事を教えることが出来なかったのですが、年齢を重ねて30代の頃の自分よりは大局からモノゴトが見えるようになったと自負しております。
これで居心地が良くなり、現場への口出しが少しは減るかと思います(笑)
体も組織も新陳代謝が落ちたら病気になります。
そして、リンパに老廃物が溜まるのが1番良くない。私のカラダもここ数年でかなりの肉体改造が進みました。
同時に会社も、1年半前に大きくこびりついたような癌にも似た老廃物が排泄され健康体へと生まれ変わりました。
25年前の自分は、その日生きるのに必死でした。
当たり前ですよね。でも会社が少しづつ大きくなり組織が形成されて行くにつれて、とりあえず今日とか現在の心配は消えるわけです。(とは言え直ぐに危機に陥るのも組織ですが)
その次に来るものは存在意義だと思うのです。
マズローの5段階欲求の尊厳欲求に似たものでしょうか?
まあ、弊社も社員数が600人を超えた頃に1番私自身が尊厳欲求を欲していたのかも知れません。
その後、絶体絶命の危機に2度ほど襲われて、ベンチャー企業並みのスタートラインに戻り、再び社員数も増え始めて25周年を迎えることが出来ました。
25年の歳月の中で心も体も組織も店舗もオフィスもリノベーションをしてきました。
今期を境に宝飾業界の次はイノベーターになれるよう頑張ります。
では、また♪