60歳の還暦を迎えました
2022年5月10日
この世に生をうけ60年が経過しました。
ジェムケリーの幹部社員と本社勤務の社員たちが還暦パーティーを開催してくれました。
心より嬉しい限りです。
『光陰矢の如し』まさか30年前に自分が60歳になることなどは考えてもみませんでした。
とりえず自分は60歳という節目を全うすることができたことを心から嬉しく思います。
そして数多くのお祝いのメッセージやプレゼントやお花など本当にありがとうございます。
一昔前は60歳と言えば間違いなく『爺ちゃん』とか『定年』とか、そんなイメージでした。
なので自分は60歳の還暦まで一生懸命仕事をして、社長を引退すると決めていました。
そして自分の50代を振り返ると困難を数える方が多くて…。
正直言って少しは自分の為に生きる人生を歩んでも罰は当たらないのでは無いか?
そんな思いが何度も頭をよぎりました。
ただ、自分はそれで良くても、残された社員やお客様やお取引先など、ステークホルダーの方々のことを考えると、まだあと少し自分が頑張らないとダメなんだろうなあと半年くらい前から感じていました。
良かれ悪しかれ、全ての出来事には意味があり、それから逃げるのでもなく、執着するのでもなく、あくまで通過点として捉えることの大事さを忘れてはいけない。
でなければ、いつまでも過去に引きずられて、新しい一歩が踏み出せなくなる。
なので、今日から新しい一歩を踏み出そうと思います。
自分の30年の社長業は輝かしい栄光もありましたが、失敗も数多く経験しました。
失敗ばかりでは自信をもてなくなるし、失敗の経験が無く成功のみの人間なら逆に失敗に弱い。
失敗の中から何かを学び、人間として鍛えられる。
成功することで、自信を生み、挑戦意欲を掻き立たせることができる。
両方揃ってバランスが取れると最近はそう思っています。
60歳からの新しい『中野猛』を歩んで参ります。
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