中野猛オフィシャルブログ

仕事の概念

仕事というワードを通じこの30年で気づいたことがあります。
仕事に関する人の概念は、大きく三つに別れると思うのです。
私事、仕事、志事。
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まあ、どんな人でも、まず生きるためにお金を稼ぐ「私事」から出発します。
その中で組織の協調や同僚お客様への感謝など感じるものがあり「仕事」へと移行していきます。
しかし、上記のようなことを感じられず、ただ妄信的に「お金」のことしか考えられない人もいます。
俗にいう卑しい人。
銭ゲバなんて言葉もありましたね(笑)
しかし、私はこういうタイプを完全否定はしません。
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稼ぎたいという気持ちは別に悪いことでもなんでもないからです。
ただ、こういうタイプの人を事業部の長にしたり組織のトップにしてはダメだということは長い社長業の中で学びました。
やはり、私事→仕事へと移行して「志事」へと概念が進化できるかどうか?
組織のトップになる人はここが大事だと感じます。
志事とはお客様、会社(仲間)、お取引のことをキチンと考えられることはもちろんこと。
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仕事を通じて自分と組織全体のスキルアップしながら社会貢献できるという高い志をもつことです。
そして、部下にそういう道標を示せる人で無ければなりません。
そして、何年か何十年か先に「あの人に仕事を教えてもらったことは給料よりも価値があった」。
そう思ってもらえることが大事だと思うのです。
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お金を稼ぐということを教えることはビジネスの基本です。
本当に大事なのは、その次のステップです。
AIが進んだ10年後の世界で、人間として価値の高い人財を次の世代に残せる会社を目指します。
To be continued.