ビジネスマンの常識
毎日暑いですね。
いよいよ明日から8月がやってきます。
世間は夏休みも始まり京都の街はあいも変わらず混んでます….。
とは言え祇園祭も終わり、後半月もすれば五山の送り火です。
そうこうしてるいると夏も瞬間で過ぎていくのでしょうね。
私の頭の中は既にXmasに向かっております。(ジュエリー関係の人は全員そうでしょうけど)
後、この間の会議で決めきれなかった広告イメージであるとか今後のコラボやjewelry以外の時計、カバン、不動産事業などなど…。
私の少ない脳内のハードディスクの容量は完全にオーバーしています。
ひとつの事業を組み上げたり、ひとつの商品を開発したり、それを消費者の皆さんに届けたり、当たり前ですが、そのプロセスの中で本当に数多くの方が関わってくれています。
その関わっていただいている『お取引先』そして『社員』当たり前の話ですが『お客様』。
そういった方々に『感謝』の気持ちで接していられるかどうか?
ビジネスを進める上で一番大事なことなのです。
創業間もない頃に、何の信用もなかった自分から商品を買ってくださったお客様。
更に創業間もない頃に商品を卸してくださったお取引先。
昔の恩師に言われた言葉を思い出します。
「中野!覚えとけ!感謝やんけ。感謝の気持ちやがな。
感謝の気持ちが、いろんな縁を広げていくねんや。
ようするに不義理をする奴に縁は広がることは無いし、そこに大きな成功なんかあるかいな」。
この歳になって含蓄の深い言葉だとしみじみ感じます。
会社が大きくなると仕入れ業者さんや、下請けさんに投げる仕事量も増えます。
私も仕入れや、お取引も各セクションの部長に一任してゆくわけですが、時折、お取引さまに仕事をあげてる。仕入れてあげてる。
そんな感じで横柄な態度とる部長や役員が弊社にも過去にもいましたが、私は烈火のごとく怒り注意を促します。
また、逆の場合もあります。
非常識な態度をとられる先様も、やはりおられるわけで…。
『親しきに仲にも礼儀あり』
『礼に始まり礼に終わる』
「礼儀」とは人間関係や社会の秩序を保つために守るべき行動様式で相手に敬意を表したり、感謝の気持ちを伝える作法とされてます。
武道において道場への入室時、試合の前後に必ず礼をします。これは相手へ心をこめて敬意を払うためです。
また試合に敗けた者に対して、侮辱な態度を取ってはならないという意味合いもあります。
こういう精神って、日本人が持ついい部分ですから、私は大事にしています。
世の中に結局は偉い人なんていません。
現在が良くとも、1年後どうなってるかなんて誰も分からないものです。
「オレを誰だと思ってるんだ!」
「何様でもございません。あなた様は、ただの人であり、私もただの人です」。
最近はお中元やお歳暮を贈らない。受取らない。
そういった傾向にある会社も多いようです。
確かに面倒を省いているように見えますが….。
私は大事な習慣として『礼』の気持ちを込めて贈らせていただいております。
鼠をみるに皮有り、人にしてしかも儀無し。
(鼠でも皮をつけている。まして人間には礼節が必要だ。「詩経」
では、また♪