年中紅い紅葉 イロハモミジ「猩々」
三年半ほど前のことですが、庭に植えていた「ハナミズキ」が枯れてしまいました。
5月には綺麗に真白な花を咲かせてくれたので、非常に残念な思いをしたのを記憶しています。
ハナミズキは明治の末期、日本からアメリカへサクラを贈った返礼に贈られた花木として知られていますが、木の言葉としては「卒業記念」という意味合いのようです。
その「ハナミズキ」が枯れると同時に、会社の状態が急速に悪くなり、私の実の兄が心筋梗塞で亡くなりました。
そういったことが、つづくと「ハナミズキ」が枯れてしまったせいだろうか?真剣に考え込んだこともありました。(そんな、ことは無いでしょうけど(笑))
ただ、そういう事象を前向きに考えれば、今までの会社の成長の第一フェーズの終わりや、幼少の頃から自分を支えてくれた兄から卒業しなさい。という意味なのかも知れないと前向きに捉えて、同じ場所に一本の苗を植えようと思いました。
一から苗を植えてしっかり育てたいと思い選んだ木は紅葉 イロハモミジ「猩々」にしたのです。
花言葉は「節制」「遠慮」「自制」「大切な思い出」です。 あれから3年半が経過して見事に育ちました。
花言葉の「節制」や「自制」は会社の危機に際して立ち向うのに社長自ら、まず「節制」や「自制」する思いからです。
「大切な思い出」は実の兄と過ごした日々を心から大切にしたいと思う心です。昨年の春に植えた苗木も見事に葉をつけました、
ジェムケリーも大きく再び綺麗な葉を今年はつけたいと思うのです。
人の心を動かすのは批判でも命令でもなく後姿である。(中野猛)
では、また♪