11月になりました。社長業とは・・?
皆さん、お元気でしょうか?
早いもので、2013年も、後2ヶ月で終わりますね。
今、僕は2013〜2014のTVCMや広告についての企画や制作のミーティングに追われてます。
<<常に新しい事への挑戦>>
本格的にいろんなことが正常に戻りつつ確実に動き始めた感じです。
この1年でいろんな困難の中ハードルを超えて行く過程で新規取引先から出たセリフに「前例が無いので」「これが世間一般の常識ですから」「聞いた事が無いので無理ですね」。
こういう話を聞かされたり、報告を受けるたびに思ったのが、この人たちって3年後にいるのかなあ?真剣にそう思いました。
前例とかスタンダードとかは大手だけに通用する言葉(それも期間限定)もしくは、お役所だけですよ。
新しい発想やサービスを自分達で生み出さない限り自然死するしか無いと思うんです。
だから、僕は、この1年は常識論に拘ってたら全部大手に持って行かれて終わりじゃないですか!だから、常識から離れて一緒に新しいビジネスを育てましょう!
そんな言葉を何回唱えたか・・。 それがニッチであっても自分たちのスタンダードは自分たちで作らないと。
もう本当に長い期間このデスクには、お世話になってきました。この机で悩み、考え、書類に落として、また、
チェックして検証して・・。
そして、決断して・・。社長業というのは、結局はその繰り返しなのかも知れない。
今、本社ビルの内装や本店、オフィスを改装しようと考えてます。 そして社長室も・・。
<<社長室の全景>>
本社ビルの完成が平成15年だから、ちょうど10年なんですよねえ。21年間の歴史の約半分をここで過ごしてる。
創業から10年はヤドカリてくらい何度も引っ越していた。 恐らく成長期の会社ってそうなんでしょうね。
成熟期というか安定期に入ると、人はそこに安住してしまうのかも知れない。紛れも無く僕たちの後半の10年もそうだった気がします。
だから、少しの成功で固定化した常識から抜け出そうとしない。
<<反対側から見た社長室の全景>>
このビルを建てて社長室のレイアウトを考えた時も株式の上場(IPO)を睨んでたし、その当時の取り巻きも教科書通りの経営学とか、何か過去に起こったマーケティング理論とか上場の為に必要だとか言われて勉強させるような人がいっぱい入社して辞めていったなあ。
モチロン!勉強は為にはなりました。無駄だとは思ってません。でも、解決策にはならなかったけど・・。
恐らく自分も世の中のいわゆる「常識」とか「前例」とかの仲間に入りたかったような気がします。
自分の足で野を駆け、地を這い、山に登り地形を観察して会社を創って来たのに。
そして、0に戻ったら見えたんです。ビジネスの基本は学ぶ事で過去の事例が参考にはなる。でも、未来は過去に無いもの生み出さないと自分たちの将来なんて無い。前例に無いものにチャレンジしないと。
そして、この社長室も新しい発想が生み出せる空間に変更させようと思います。
「自主的行動は、やらされる仕事」から自分達で成し遂げる「自主的な事業」へ皆が成長させてくれた。奇跡は、起きるんじゃなくて起こすもの。
では、また♪
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